2024/05/02 特定の環境からの投稿はLINE認証を義務化しています。NIERU.NET  閉じる
  • スレッド一覧
  • ->
  • 1.ゴム動力模型飛行機 掲示板のログ


  • |1-||次||||リロード
    1 : 松本@GPF
     投稿日:2006年 4月 3日(月)17時22分17秒 (0)

    旧ゴム動力模型飛行機掲示板はサービス提供者の都合で2022年7月31日限りで閉鎖となりました。
    過去の投稿のすべてを知りたい利用者のために旧掲示板のコピー(テキストファイルとpdfファイル)を作成して以下に添付しました。

    fullゴム動力模型飛行機掲示板.txt
    は旧掲示板全投稿のテキストファイルです。これは全投稿の検索に使うと便利です。

    pdfファイルについては例えば
    旧掲示板 - 43-1件目2007年 4月 1日-2006年 4月 3日.pdf
    は1~41件目の投稿で2006年 4月 3日から2007年 4月 1日までの投稿文が入っています。

    どのファイルも閲覧、ダウンロード共に可能です。


    fullゴム動力模型飛行機 掲示板.txt 606.99KB
    旧掲示板 - 880-822件目2022年 6月 9日-2014年10月24日.pdf 2.30MB
    旧掲示板 - 821-770件目2014年10月13日-2013年10月25日.pdf 2.43MB
    旧掲示板 - 769-719件目2013年10月15日-2012年12月 3日.pdf 4.29MB
    旧掲示板 - 718-669件目2012年12月 3日-2012年 1月27日.pdf 3.01MB
    旧掲示板 - 668-617件目2012年 1月22日-2011年10月22日.pdf 4.52MB
    旧掲示板 - 616-566件目2011年 9月30日-2011年 3月 4日.pdf 2.50MB
    旧掲示板 - 565-516件目2011年 3月 4日-2010年12月31日.pdf 2.56MB
    旧掲示板 - 515-459件目2010年12月30-日2010年 7月13日.pdf 3.68MB
    旧掲示板 - 458-407件目2010年 7月12日-2009年10月12日.pdf 2.92MB
    旧掲示板 - 406-353件2009年10月 9日-2008年10月 1日目.pdf 1.97MB
    旧掲示板 - 352-301件目2008年10月 1日-2008年 6月27日.pdf 1.81MB
    旧掲示板 - 299-246件目2008年 6月25日-2008年 3月17日.pdf 1.74MB
    旧掲示板 - 245-196件目2008年 3月16日-2008年 1月14日.pdf 1.55MB
    旧掲示板 - 195-144件目2008年 1月13日-2007年 9月 3日.pdf 1.79MB
    旧掲示板 - 143-94件目2007年 9月 3日-2007年 6月 5日.pdf 2.45MB
    旧掲示板 - 93-44件目2007年 6月 5日-2007年 4月 1日.pdf 2.19MB
    旧掲示板 - 43-1件目2007年 4月 1日-2006年 4月 3日.pdf 1.59MB
    [引用][編集][削除][ロック] 👍6👎16
    797 : 滝 敏美
     投稿日:2021年 9月 5日(日)12時09分44秒 (0)

    松本@GPFさんへのお返事です。

    松本様

    低レイノルズ数の翼特性の論文の紹介をありがとうございます.
    岡本先生の最近の論文は読んでいましたが,スカイシンポジウムの論文は入手できずにいます.
    東京に行ったときに新橋の航空図書館に立ち寄ろうと思います.

    スカイシンポジウムには一度も参加したことはありませんが,今年初めて発表する予定です.「ハイスタート発進の解析」です.

    滝 敏美


    [引用][編集][削除] 👍11👎8
    798 : 紙の穴総帥
     投稿日:2021年10月 5日(火)21時17分46秒 (0)

    初めまして、ダイソーで売ってるカラーボード(スチレンペーパー)でスケール機作りました、1/30スケールです、プロペラは120mmです、ちょっとパワー不足ぎみですが10m位飛びます、150mmのペラではトルクが強すぎます
    重量は、零戦が18g  マスタングが16gです
    翼面荷重は5g/d㎡以下です
    150mmのペラを付けるとすれば、どのように改善すべきでしょうかね


    [引用][編集][削除] 👍6👎9
    799 : 松本@GPF
     投稿日:2021年10月 6日(水)10時41分42秒 (0)

    紙の穴総帥さんへのお返事です。

    3機とも非常にキレイに出来ていますね。
    中々飛ばない原因はプロペラのサイズやゴムの強さよりも完全すぎるスケール性にあると思います。
    低翼のフリーフライトのスケール機は実機をそのまま縮小したのでは不安定で飛ばないのが普通です。ある程度の主翼上反角を追加するのは不可欠の様です。
    例えばbackyard.jpn.com
    を参考にしてはいかがですか。この写真では上反角の追加と脚による重心位置の低下が安定性の向上に寄与しています。


    [引用][編集][削除] 👍14👎16
    800 : 紙の穴総帥
     投稿日:2021年10月 6日(水)11時43分18秒 (0)

    松本@GPF様

    アドバイスありがとうございます
    脚は必要だったのですね
    脚の代わりに、ドロップタンク(増槽)を付けてみようと思います。
    上反角は、10度で設計してあります
    スタビライザー、特にヴァーチカルスタビライザーを大きめに作ってあります。
    それなりに、ディフォルメはしてあります


    [引用][編集][削除] 👍7👎6
    801 : 松本@GPF
     投稿日:2021年10月 7日(木)17時28分43秒 (0)

    紙の穴総帥さんへのお返事です。

    Dさんがコメントを出しかけて取り消した様ですがその趣旨を紹介します:
    上反角効果と垂直尾翼容積の間にはには適切な比率があって、その範囲を逸脱して垂直尾翼容積が過大な場合は螺旋不安定に陥りますー機体がどちらかに傾くとその傾きが加速してスパイラルダイブに入ってしまいます。したがって上反角効果が不足気味の時垂直尾翼を大きくするのは危険です。
    (上反角効果が過大な場合はダッチロール)


    重心を下げて上反角効果を増やす件、考え方は8515.teacup.com
    を参照願います。重心より低い位置の大きい抵抗体で重心位置を低下させると期待に反して上反角効果を低下させる可能性があります。


    [引用][編集][削除] 👍8👎5
    802 : 紙の穴総帥
     投稿日:2021年10月 7日(木)20時44分35秒 (0)

    松本@GPFさんへのお返事です。

    単純に、上反角を増やした方がいいようですね、15度で設計してみます、150mmのペラを付けて、エルロンで調整したら真っ直ぐ飛びましたけど、120mmの時と大差なかったです、10m位は飛びますが、同じ大きさのA級ライトプレーンと比べると雲泥の差です、まぁこれで良しとしてもいいかもしれませんが、もう一度上反角15度で作ってみます


    [引用][編集][削除] 👍12👎9
    803 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 5月31日(火)16時36分54秒 (0)

    松本様

    ハイスタートのフリーフライトグライダーに加え,最近はNo-Cal機もどき(スチレンペーパー使用)を作っています.
    No-Cal機のプロペラに円筒巻き付けプロペラブレードを使うことを知り,自分で計算式と計算ツールを作って検討していました.いろいろ調べていたところ,松本様の計算式とExcelファイルを見つけました.松本様の検討結果について質問させてください.
    (1)「コード中心を移動してもどんなピッチ分布も作ることができるわけではなさそう」と書いておられますが,わたしの検討結果では,半径30%以上の位置では等ピッチ分布を実現できる結果を得ています.清水様のレポートを持っていないのでわからないのですが,清水様の結論と松本様の結論が異なる理由は何でしょうか.
    (2)「円錐に関しても検討する」と書いておられますが,計算式を導出されたのでしょうか.
    (3)海外の文献を調べていますが,Zaic の年鑑 1964-1965,Fred H. Rashの2013年の資料くらいしか入手できていません.何か資料をお持ちでしょうか.

    わたしの計算結果と実測結果を添付します.

    滝 敏美


    [引用][編集][削除] 👍9👎15
    804 : 松本@GPF
     投稿日:2022年 5月31日(火)22時47分45秒 (0)

    滝様
    ずいぶん前のことで記憶が曖昧ですが、

    > (1)「コード中心を移動してもどんなピッチ分布も作ることができるわけではなさそう」と書いておられますが,わたしの検討結果では,半径30%以上の位置では等ピッチ分布を実現できる結果を得ています.清水様のレポートを持っていないのでわからないのですが,清水様の結論と松本様の結論が異なる理由は何でしょうか.
    コード中心云々の記載場所を教えてください。多分話題にしたのは等ピッチ以外の複雑なピッチ分布だったのだと思います。
    > (2)「円錐に関しても検討する」と書いておられますが,計算式を導出されたのでしょうか.
    発表していないので多分実行しなかったのでしょう。
    > (3)海外の文献を調べていますが,Zaic の年鑑 1964-1965,Fred H. Rashの2013年の資料くらいしか入手できていません.何か資料をお持ちでしょうか.
    私の投稿で参照した清水さんと近藤さんの資料は手元にありますが著作権の関係でこの掲示板には紹介できません。ご希望なら、例えば6324.teacup.com で投稿者:松本@GPFの後のチェックマークをクリックすると私宛のメールが送信可能です。そこに滝さんのメールアドレスを入力送信していただければ私が作成したPDFコピーを返送できます。

    模型飛行機の本などに円筒巻き付けの簡単な紹介はありますが、滝さん発見のZaic Year Book 1964-1965の記事ほど詳しい記述は清水さんの一連のCFFCニュース記事以外に見たことがありません。
    なお、同じZaic Year Book 1964-1965の164ページ記載のBlubaugh "fence"はレーシングカーで使われていガーニーフラップGurney flapの先駆けです。私たちも小型模型飛行機の調整用にガーニーフラップをよく使っています。


    [引用][編集][削除] 👍15👎6
    805 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 6月 1日(水)07時47分55秒 (0)

    松本@GPFさんへのお返事です。

    松本様

    早速のお返事ありがとうございました.

    「コード中心を移動してもどんなピッチ分布も作ることができるわけではなさそう」というのは,この掲示板の2010年1月17日の記事に載っています.

    清水様のレポートについてはぜひ入手したいので,メールでわたしのメールアドレスをご連絡します.

    円錐の計算式も現在導出中です.わたしのNo-Calもどき機には紙コップから切り抜いたプロペラブレードを使っているので,計算が必要です.

    ガーニーフラップは模型飛行機を再開した2020年から使っています.ダイソーの2mm厚のスチレンペーパーに両面粘着テープを貼ったものを2mm幅に切って作っています.ZaicのYear Bookに載っているのは知りませんでした.

    滝 敏美


    [引用][編集][削除] 👍6👎13
    806 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 6月 2日(木)08時43分28秒 (0)

    松本様

    清水氏のレポートを送っていただきありがとうございました.
    早速,清水氏の設計例の計算値をわたしの解析ツールで検証してみました.
    清水氏の2004年7,8月号の1ページ目の表の設計例(添付図1)の翼素中心位置(添付図2)を使ってわたしのツールで計算した結果を清水氏の「計算値,ピッチ角」と比較した図を添付図3に示します.
    清水氏の値とわたしの値はほぼ一致しました.ブレード端で差が最大になり,1.33度あります.
    わたしの計算は厳密値です.(計算式が間違っていなければですが.)
    清水氏の5,6月号の資料の2ページ目の一番上に近似を使っていることが書いてありますので,この分が影響しているのではないかと思います.

    滝 敏美



    [引用][編集][削除] 👍12👎6
    807 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 6月 3日(金)13時46分22秒 (0)

    松本様

    円錐巻き付けの場合の計算式と計算ツールが完成しました.
    座標変換を繰り返すことによって計算式を導出しました.
    早速,等ピッチプロペラブレードを設計し,試作して翼角を測ってみました.
    設計値とほぼ一致しており,コード中心をずらすことによってピッチを変化させるシミズ式が有効であることを確かめました.
    図1が試作したプロペラです.図2にブレードの翼角の分布を示します.
    清水氏の方法を検証するという報告の形で,計算式も含めて正式に発表したいと考えています.



    [引用][編集][削除] 👍13👎14
    808 : 松本@GPF
     投稿日:2022年 6月 3日(金)18時23分10秒 (0)

    滝さん

    早速の立派な成果、さすがです。
    提案があります。

    1.  この掲示板は現在読者数が非常に少ないと思います。滝さんの成果の周知は読者数がほとんど重複しない3メディアに行うのが良いと思います。

    2.  実際の模型フラヤー向け、候補はCFFC画像掲示板とランチャーズ掲示板ですが清水さんの成果がCFFCニュースに発表されていたのでCFFC 画像掲示板ベター思います。フラヤー向けでは実用可能なデータが歓迎されます。例えば円錐はワインボトルにし中心線の傾きを複数選び、夫々のピッチ分布のデータを提示するなどです。実用上は定ピッチは不要で翼端のピッチがやや低下するのか良しとされています。

    3.  国内のアカデミア、セミアカデミア向けは当然スカイスポーツシンポジウム

    4.  国際的には最も権威があるのは年刊のNFFS Simposiumです。 1968年から出版されています。NFFSは米国のNational Free Flight Society、実用性は必須ではありません。これは本当に偶然ですか昨日6月2日のSENニューズレターに次の投稿がありました。Bill Boothへの連絡をお勧めします。
    2022 NFFS Symposium

    From:  William Booth

    2022 NFFS Symposium

    The editorial process for the 2022 NFFS Symposium is coming to an end, but we still have a week or two if you have something you were thinking about and would like to have it included, please contact me as soon as possible.   The strength & value of the Symposium is the content we receive from the various authors.  We have some really good articles this year, but not as many as years past or as many as I would like.
    If you have technical information you would like to share, a "how to" or just a good story, please let me know.
    Thanks,
    Bill Booth, Editor
    wakefieldarch@outlook.com


    [引用][編集][削除] 👍14👎13
    809 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 6月 4日(土)07時36分2秒 (0)

    松本@GPFさんへのお返事です。

    松本様

    発表に関するアドバイスありがとうございます.

    理論的な内容についてはスカイスポーツシンポジウムでの発表を考えます.
    (今年のスカイスポーツシンポジウムで発表する予定だった「ハイスタート発進の3次元運動解析」は飛行機シンポジウムで発表することにしました.)

    設計資料はどういう形にするか考えます.どういうピッチ比分布のブレードにするかが問題です.おすすめのピッチ比分布がありますか?
    設計資料を作成したら,わたしのホームページか,わたしが技術顧問をしている会社のホームページで公開し,CFFC画像掲示板に概要と案内を出したいと思います.ホームページでは解析ツールと詳細な計算式も公開しようと思います.

    英文での発表は,ホームページでもよいかな,と思っています.
    英文のレポートができたら,NFFSとコンタクトしてみたいと思います.

    滝 敏美


    [引用][編集][削除] 👍14👎11
    810 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 6月 8日(水)15時10分40秒 (0)

    松本様

    円筒巻き付け法のブレードを使ったNo-Calもどき機を作りました.
    ワインのPETボトル(直径70mm)からブレードを切り出しました.シミズ法は使わず,コード中心をずらしていません.翼角,ピッチ比のデータを図で示します.
    簡単な空転装置(ヒノキ棒を削ったカム)もつけてあります.
    少しの調整でよく飛びました.(調整方法の資料紹介ありがとうございました.)

    滝 敏美


    [引用][編集][削除] 👍6👎17
    811 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 6月 8日(水)15時12分49秒 (0)

    滝 敏美さんへのお返事です。

    松本様

    図を追加します.

    滝 敏美


    [引用][編集][削除] 👍16👎7
    812 : 松本@GPF
     投稿日:2022年 6月 8日(水)22時24分11秒 (0)

    滝さん

    円筒巻き付け法のブレード、ペットボトル自体をブレードに使うのはいいアイデアですね。着色できればスケール性が向上しそうです。

    P/Dのデータを図を見ると良い傾向になっている様に見えます。
    ゴム動力国際級F1Bの設計・飛行の第一人者:Alex Andriukov氏のプロペラと長い間国内FF模型飛行機のリーダーだった石井英夫さんのプロペラの図面を添付します。1.xxの数字がP/Dです。(Alex Andriukov氏は元々ウクライナの航空エンジニア兼フライヤーでその後アメリカに移住帰化してAeroVironmennt社勤務、現在は東海岸在住です。)
    75%付近のP/Dが1.2~1.4で先端に向けてピッチがわずかに低下しているのが理想のプロペラと思われます。中心部分に向けてのピッチ分布の重要性は大きくありません―推力への寄与が少ないので、
    滝さんの現在のプロペラ先端部のピッチ低下を軽減し、75%付近のピッチを少し大きくすれば理想的のピッチ分布になりそうです。プロペラの中心軸のボトル中心線からの傾きを減らせば実現出来るのではないでしょうか。現在に傾きは何度ですか?プロペラの長さは何センチですか?
    先端部と中心部のピッチを下げるのは翼端のねじり下げと同じく翼端失速を防ぐ狙いの様です。

    高性能で簡単なプロペラの空転機構については6324.teacup.com と www.ll.em-net.ne.jp が参考になると思います。

    No-Calはノーカロリーの意味でスケール機の側面(プロフィール)を単板で実現すれば手間が省ける(=カロリーを使わない)のでアメリカではそう呼ばれている様です。日本ではプロフィール機(モデル)と呼ぶのが普通です。


    [引用][編集][削除] 👍6👎7
    813 : 松本@GPF
     投稿日:2022年 6月 8日(水)22時29分28秒 (0)

    滝さん

    円筒巻き付け法のブレード、ペットボトル自体をブレードに使うのはいいアイデアですね。着色できればスケール性が向上しそうです。

    P/Dのデータを図を見ると良い傾向になっている様に見えます。
    ゴム動力国際級F1Bの設計・飛行の第一人者:Alex Andriukov氏のプロペラと長い間国内FF模型飛行機のリーダーだった石井英夫さんのプロペラの図面を添付します。1.xxの数字がP/Dです。(Alex Andriukov氏は元々ウクライナの航空エンジニア兼フライヤーでその後アメリカに移住帰化してAeroVironmennt社勤務、現在は東海岸在住です。)
    75%付近のP/Dが1.2~1.4で先端に向けてピッチがわずかに低下しているのが理想のプロペラと思われます。中心部分に向けてのピッチ分布の重要性は低い―推力への寄与が少ないので、
    滝さんの現在のプロペラ先端部のピッチ低下を軽減し、75%付近のピッチを少し大きくすれば理想的のピッチ分布になりそうです。プロペラの中心軸のボトル中心線からの傾きを減らせば実現出来るのではないでしょうか。現在に傾きは何度ですか?プロペラの長さは何センチですか?
    先端部と中心部のピッチを下げるのは翼端のねじり下げと同じく翼端失速を防ぐ狙いの様です。

    高性能で簡単なプロペラの空転機構については6324.teacup.com と www.ll.em-net.ne.jp が参考になると思います。

    No-Calはノーカロリーの意味でスケール機に側面(プロフィール)を単板で実現すれば手間が省ける(=カロリーを使わない)のでアメリカではそう呼ばれている様です。日本ではプロフィール機(モデル)と呼ぶのが普通です。


    [引用][編集][削除] 👍15👎7
    814 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 6月 9日(木)07時50分41秒 (0)

    松本@GPFさんへのお返事です。

    松本様

    ワインPETボトル(直径70mm)使用のプロペラの諸元は以下のとおりです.
    直径:160 mm
    円筒上でのブレードの傾き:21度

    効率のよいブレードの例をお示しいただきありがとうございます.
    これらの例を参考に設計してみます.

    ブレード幅の分布についてはどういう設計指針があるのでしょうか?
    Larrabee-type propellerというのがあるそうですが,これからもう少し調べてみようと思っています.
    プロペラはなかなか奥が深いようで,興味はつきません.

    滝 敏美



    [引用][編集][削除] 👍14👎15
    815 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 6月 9日(木)12時48分49秒 (0)

    松本@GPFさんへのお返事です。

    松本様

    石井氏のプロペラのピッチ比分布を使って,160mmプロペラを設計してみました.
    円筒巻き付けと円錐巻き付けの両方をやってみました.
    結果を図に示します.

    MS-Excelのツールを使えば簡単に設計できますので,設計チャートを示すより,ツールを公開しようかと思います.

    滝 敏美


    [引用][編集][削除] 👍17👎10
    816 : 滝 敏美
     投稿日:2022年 6月 9日(木)12時55分0秒 (0)

    松本様

    図のつづきです.

    滝 敏美


    [引用][編集][削除] 👍12👎5
    817 : 松本@GPF
     投稿日:2022年 6月 9日(木)13時27分19秒 (0)

    滝 敏美さんへのお返事です。

    > ブレード幅の分布についてはどういう設計指針があるのでしょうか?
    基本は翼の設計と同じで
    1.一番効率が良いのは楕円翼
    2.更にアスペクト比は極力大きくして誘導抵抗をへらす
    3.レイノルズ数低下による効率低下を避けるためにコードは一定値以上にたもつ
    の3点だと思います。この3条件を適度に達成しているのが評判のよいプロペラでしょうから、色々見て参考にするのも重要でしょう。

    最初の写真は国産の在来型のプラスチックプロペラ(上2個)と評判の良いチェコ製(下2個)です。
    次の写真は国産18㎝プロペラと外形の調整とピッチの修正(75%位置でP/D約1.0から1.36へ)を行ったもの。白い斜線がピッチ修正の跡です。


    [引用][編集][削除] 👍11👎18
    |1-||次||||リロード
    [戻る][設定][Admin]